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Topics海外 2008年~2009年

2009年07月21日
7/6~7/10の短い出張
2009年04月24日
定例の海外出張
2008年11月14日
チョコレートは重かった-Ⅳ
2008年11月12日
チョコレートは重かった-Ⅲ
2008年11月10日
チョコレートは重かった-Ⅱ
2008年11月05日
チョコレートは重かった-Ⅰ
2008年06月13日
5/28(水)~6/6(金)まで
ロスとサンフランシスコに出張してきました。Ⅱ
 
2008年06月06日
5/28(水)~6/6(金)まで
ロスとサンフランシスコに出張してきました。Ⅰ
 
2008年04月30日
久しぶりの海外出張 

海外情報(2008年~2009年)
7/6~7/10の短い出張
 2009年07月21日

いつもの事ですが今回も急に海外(ロサンゼルス)に出張して来ました。
6月末に契約していない新しいアメリカの会社の社長が是非姫野と話をしたいというのでロスの代理人にアレンジを頼んで単身ロスへ飛び立った。
1日余裕を見て出発したのですが7日はマイケルジャクソンの追悼式が、8日はグーグルが無償の新OSを発表する日となり、相変わらずアメリカに来ると刺激的なことが多い。
とは言いながら久しぶりのトラブルに見舞われた。
多分20年前にボストンからNYに夜帰る時「クラム」にあたったようでNYのホテルのトイレに駆け込んでやっと間に合った苦い思い出が有ります。
今回はそれ以来のトラブルでした。
出張前から体調も良くなかったのですが(腸が)6日の夕食が悪かったようで7日の朝から胃・腸とも痛く、強い張りがあり少し熱も有るようでした。
とにかく何を口にしてもすぐ水のような便が出るのです。(すいません)
それも我慢出来無いくらいでトイレを持って歩きたくなる程でした。
6日の夕食でレアに近いミディアムレアの肉を食べたのですが、真ん中は全くのレアだったのでそれで食当たりになったのではないかと思ってます。
6日の夜からとてもベッドから起き上がれる状況ではなかったのですが、代理人が10時に迎えに来てくれて夏の長袖のシャツを買う為に車で30分程のゴルフ場まで連れて行ってくれた。
やっとの思いで帰ってきてすぐベッドにもぐり込んだ。
夕方の5時には来年の新卒者との夕食会が有ったのですが、出来れば断りたかったがこれも無理することにした。
ホテルで何とか早く食事して帰ってもらおうと思ったらホテルは6時からしか夕食のオープンはしないと言うので、良く知っているマンハッタンビーチのシーフード店へ行くことにした。
いつもはシーフードパスタやプライムリブなどをオーダーするのですが全く食欲が無く、ウェイターからも「何故食べないのか?」と聞かれる始末。
サラダを少し食べただけですべてをお土産にして彼女に持って帰ってもらった。
ただ彼女の明るい顔を見ていると無理して良かったとも思った。
食事が終わり、丁度太平洋に沈む夕日を見ることが出来た。

   

その日は何回トイレに行ったかわからなかったが、とにかく8日の朝も全く食べず朝8時に大切なアポイントに出かけた。
今回のメインイベントの会社の社長は韓国人でお父さんは東大、兄さんはソウル大卒と言う秀才の家庭で有った。
大変面白いのはベンチャーキャピタルを一切使っていなくてすべて銀行の借り入れでM&Aをやっているのだそうです。
IBMのホスト系で稼動するパッケージソフトウェアは5~6社に絞り込まれつつ有るのですが、その中の1社となる訳です。
非常にスマートで早い判断が心情のようでしたがビバリーヒルズに30ベッドルーム有ると 言われる豪邸に住んで居るのだそうです。
アジア、特に韓国と日本を重要なポイントとしてこれから戦略を練って行きたいとのことで、姫野と会って話したいという事だったのです。
何となくアジア人として親しみを感じるのと何時もパートナーとして奥様が一緒で(夜の食事も)しかも韓国英語が何と言っても姫野にはわかりやすくて有り難かった。

お腹の調子を気にしながらも1日何とか乗り越えられた。
ご馳走になった鮨屋もビバリーヒルズで15年やっていて日本のVIPや世界のVIPなども来店するらしいのですが、カウンター8席、机が2卓ぐらいしか無い小さなお店で日本人のオーナーシェフがすべてサービスしてくれた。
パートナーとしては大変良い会社だと思い日本での再会を約束して話を前に進めることにした。
帰りにめずらしい山火事を見ることが出来ましたが高速道路のすぐ側がもの凄い煙と炎でCNNでもやっていました。

   

本当に体調には気をつけないといけません。
年をまたまた感じた出張でした。

マイケルの 祭りのような 告別式
絶食を 2日続けて 仕事する
食当たり トイレを持って 動きたい
おなら出て やっと安心 部屋の中
アメリカで 川柳作る 楽しさよ

オワリ

 

定例の海外出張
 2009年04月24日

今回は西海岸のロスと中西部のコロラド・スプリングスに4/20から4/26まで出張しました。
ロスは到着当日100°F(38℃)程有ったようです。
事前に調べた気象予想だとロスは27℃~15℃に対してコロラド・スプリングスは15℃~4℃との事で持って行く物にずいぶん悩まされてしまった。(シカゴは凄い雪のようです) アメリカのIT業界も今回大きな影響を受けているようですが、21日の新聞のTOPだったのがオラクルによるSUNの買収でした。
マイクロソフト・オラクル・HP・IBMなどITの巨人たちの近い将来のビジネスモデルはどうなって行くのか?
手っ取り早い買収、買収の繰り返しでは「金融市場」と同じ事が「IT市場」にも起こると思うのです。
お金がお金を生む事はビジネスの本来の姿で無いのと同じでITがITを動かすようになってしまうと本来のITの姿から逸脱しているとしか考えられません。
ITはあくまでユーザが喜んでくれて「なんぼ」だと思うのです。

今回訪問した2社は金融危機にも影響されず、業績を伸ばして来ており、TOPに話を聞いても現状のアメリカの政策(金のバラまき)が数年に渡り悪い影響を与え(要するにツケを回した形で)アメリカ経済の立ち直りを遅くするとの見方をしていた。
今のままでは2010年にV字型回復は難しいと思われるのは当然かもしれない。
借金は必ず返さねばならないのだから。

特にコロラド・スプリングスの会社は今までのIT運用の苦手だった所をうまくサポートしているのでかなり好調のようであった。
又、社員のレベルや意識が高く、ブロードの将来を考える上でもとても参考にさせられた。
営業も開発もサポートもプロ意識が強く、どうしても現状に流されがちなIT部門を救済する/コストダウンさせる気持ちが直接伝わって来るのでとても楽しい。
又、天気も何とか持ちそうなのでとても良かった。
前回はデンバーに泊まったので今回初めてコロラド・スプリングスに泊まりドライブを楽しみましたが郊外の所々に雪が残っていて(先週は雪の日が多かったそうです)
その昔、この草原にバッファローがあふれていたと想像される所に牛たちがノンビリ草をはんでいました。

   


おかげ様で観光案内ができる程道路に慣れました。
(バッファローステーキを初めて食べましたが、もともと筋ばっているようで、かなり筋切りがされていて本来のバッファローの味では無いような気もしました。味は牛肉から脂を取り、それに羊の香りをつけたような感じでした。まあ話のネタに一度食べて見れば良いですね。水牛も食べましたがミンチで味はわかりませんでした)
次は5月の末に定例のホストのセキュリティセミナーに行く予定ですが、今週も有名なRSAのショーがサンフランシスコで有って(皆さん忙しくて時期的に良くなかったのですが)出展や入場者が3割以上減っているとのことでした。
その中で今回訪問した2社はとても元気なようでした。
ブロードではこの2社を統合化して売り出す計画なのですが、すでにアメリカでもこの2社は協業を検討しているのだそうです。
短い出張でしたが先が楽しみな気がして明日朝6:12分コロラド・スプリングス発の飛行機に乗るまで高原を楽しもうと思います。

   

追)

今回持って来た本は徳田秋声の「あらくれ」と東山魁夷の「泉に聴く」でしたが「あらくれ」は往の飛行機で完読しました。
「泉に聴く」はかなり奥が深く、帰りの飛行機のサンフランシスコで4時間の待ち時間が有るその間に完読するのを楽しみにしてます。
東山魁夷の「何か見えない力に自分は生かされている」という日本的考え(禅)がすべてに共通していて、西洋文化と東洋文化の両方に造詣が深いこんな絵描きが居たんだと自分が恥ずかしくなりました。
確かに絵と文章の両方に長けている人は恵らしいですが「天は二物を与えた」良い例なのだと思います。
西洋的な高村光太郎の「ロダンの言葉」は「自分で生きる」が主体なので姫野的にはあまり面白くありませんでしたが、「泉に聴く」はもう一度ゆっくり読み直したいと思ってます。
夏には長野市に有る「東山魁夷館」へ是非行って見ようと強く思うのです。

海外で 川柳作る 心無し
気合い入れ アメリカに来て 居眠りす
傾がった 電信柱が アメリカと
草原で バッファローの 夢を見る
コロラドの 月も寝ころぶ 草の上


オワリ

 

チョコレートは重かった-Ⅳ
 2008年11月14日

今11/3(日)午前8時を回ったところです。
NYラガーディア空港のC10ゲート近くに座って書いてます。
ホテルはテレビのチェックアウトがうまく行かなかったが、スムーズにタクシーを拾ってラガーディアまで来た。
朝5時に起き、何もすることが無かったので30分程ゆっくり風呂に浸かってとてもリラックスできた。
昨夜口の中にできた水泡が少し痛いくらいでとてもすがすがしい。
タクシーの運転手が仕事か遊びか聞くので日本からでビジネスが終ってこれからシカゴ経由で日本へ帰ると伝える。
おまえはと聞くとアフガニスタン(最初は聞き取れなかった)からで、もうアメリカに来て8年になると言う。
英語がうまいね(これはアメリカのTaxi運転手に受けます!)と言うとパキスタンで3年間読み書きを覚えた後アメリカで話すことを学んだと言う。
おまえはと聞くので大学で学んだだけだよと言うと、日本の子供達がNYのCollegeに入って英語を学んでいるけどうまくないねと痛いところをついてくる。
又、日本の経済はと聞くのでかなりスローダウンと言うとNYはとてもひどい状態と言う。
遊びに来ている人々はあまり影響されないが、ビジネスの実態はかなり悪いようだ。
そんな話をしている間に空港へ着いたがガラガラであっという間にゲートに入ってしまった。
出発まで2時間以上も有り、暇なのでレポートしてます。
チェックインカウンターでは6ポンドオーバーにもかかわらず今回は何にも言わず荷物はOKとなった。
最もハーシーの袋のチョコレートだけは別にハンドキャリーとなってます。

ハーシーの袋

今回の旅はチョコレートの重みをつくづく感じたのですが、確かにハーシーの本社へ行かない限り15ポンド(7kg程)も買うことはこれからも絶対無いと思うのでした。
世界の経済が早く良くなることを祈りながらオワリといたします。

追)やはり心配していたように飛行機が遅れ(ラガーディアでは着陸や離陸の順番待ちで 30~40分は遅れるのが当たり前のようです)
シカゴではBゲートの先端からCゲートの先端まで重たいチョコレートを持って2km程を早歩きしました。
15分前でしたがゲートにすでに人の姿は無く、中に入ると満席でした。
これだとひょっとして荷物は別送かなと思いましたが、とにかく自分が乗れただけでも良かったと考えるべきだと自分を慰めました。
でも成田では荷物を受け取る際何と最初に自分の荷物が出て来たのにはびっくりするやら嬉しいやら本当に初めての経験でした。
(一番最後に乗った荷物が最初に出てきた訳です)
アメリカの実態経済の悪さがどこまで続き、どこまで回復するのか?
年内はとても厳しい状況が続くことは確実だと思います。
来年はオバマが新しい政策を出し、少しは明るくなることを期待したいと思います。
今回は短い出張でしたが、つくづく「チョコレートの重さ」を思い知らされた出張でした。

<オワリ>

 

チョコレートは重かった-Ⅲ
 2008年11月12日

11月1日(土)、2日(日)と両日ともまったくフリーでNYをマイペースで楽しむ事にしていた。
仕事もプライベートも全くアポイントが無いのがとても嬉しい。
土曜日の1日は買い物、日曜日は美術館めぐりだけの予定で、今日(11/1)はまずメトロポリタン美術館(ロックフェラーセンター)でお土産を買い、50$支払って1年間のメトロポリタンメンバーになりました。
次に43丁目に有るブルックスブラザーズの本店に寄り午前中は終りです。
午後は最も行きたかった24丁目にある「Manhattan Saddlery」でゆっくり乗馬関係の買い物をする事です。
初めて泊まったホテル「Milford Plaza Hotel」は古くて狭くて汚くて何んで300$を超えているのかと思っていたのですが、11/2(日)はニューヨークシティマラソンが有るのでなる程と思いました。
ホテルはブロードウェイの45丁目の角に有り、多くの劇場に面しておりとてもよい環境に有りました。
セントラルパークに行き、ゴールで写真を撮ろうと思って行ったのですが何とゴールから手前300mぐらいでバリケードが有り、有料のチケットが無いと入れないのでがっかりしました。(さすがしっかりしていると思いました。)

   

   

11/2のAM2:00に冬時間の変更が有り、ホテルからも以下のようなレターが有りました。(初めて時間変更をどのようにするかわかりました)

Saturday,11.01.08

Thank you for being our guest at the Milford Plaza Hotel. We would just like to give you a friendly reminder that at 2am,Sunday,11.02.08,to turn you clocks BACK 1 hour for daylight saving time. This means at 2am, the clocks will become 1am. Hope you enjoy your stay with us.

短い間でしたが、アメリカ大リーグの決定戦を見、ハロウィン及び、初めての冬時間変更を経験し、ニューヨークシティマラソンを見て、アメリカのダイナミックな一面を体験させてもらいました。

     

   

火曜日まで居れば大統領戦の結果を見ることが出来たのですが、お会いした方々が異口同音に「共和党の候補が力が無い、オバマだね」と言う人がほとんどだった。
ブロードウェイや5th streetなどのマンハッタンを見る限り人で溢れかえっていました。
金融ショックなど全く感じられませんでしたが、(大きなビルの1Fに空きが出ている所がかなり有り、大型のビルのフロアーにも空きが見られた所をいくつも見ましたが)、アメリカのダイナミズムは日本と比較にならない程複雑に発達しているように感じました。
毎日のように大きなイベントがたくさん有り、少々の事では人々の生活には影響しないと思ってしまう程です。
国民性の違いと言えるのかもしれませんが、知恵と実行力でアメリカンドリームを得られるのがまだまだこの国を強くしているのかもしれません。

部屋はとても狭く物置のようですが、一番奥の角部屋でベットルームの南と西に窓、トイレの上に小さな窓が有り、日中はとても明るく日が当たると外の寒さを忘れさせてくれました。

   

南側の窓からBroadway45丁目の交差点が見えいつも人が溢れておりました。(トイレのスペースがとても狭く大きな人はどうするのかとても気になりました)
 

さすがに日曜日の深夜は人が少なくなっていましたが、12月のアメリカのクリスマス商戦が世界の経済を左右するのだとするとあまり心配しなくて良いのかもしれません。
ニューヨークシティマラソンの日はとても寒く風も有り40°F(4℃)ぐらいだったようで一度外へ出てからあまりの寒さに面食らって皮のコートを取りに戻った程でした。
夕方一人で、初めて行ったステーキハウスは早く行ったせいか(6時半頃)すぐ座れましたが帰る時の8時頃からたくさんの人が列を作って待っておりました。
7DaysOpenの店が少ないせいも有りますが、NYサーロインステーキの大きさがこちらの人も驚く程大きく有名なようでした。
日本の人もちらほらいて、ステーキハウスにしてはかなり高い(1人70$~80$)ようですがどちらかと言うと旅行者のたまり場のようで、英語を話す人が半分くらいのようでした。
1人だとノンビリ他の人を見学することが出来面白かったですが寒さのせいか気が付くと口の奥に大きな水泡が出来ていて残念ながら体力の衰えをつくづく感じました。  

<続く>



チョコレートは重かった-Ⅱ
 2008年11月10日

素晴しいハロウィンの日差しと抜けるような青空で出発は上々だったのですが、空港に着いて出発直前にDelayの案内。
昨日早く眠ってしまい朝3時には目が覚めてしまった失敗からつくづく飛行機運が無いことになってしまいました。
ハリスバーグからイライラしながらワシントンDCダラスに着き1番最初に出口に出て25分遅れで乗り継ぐ飛行機のゲートに走ったのですが飛び立ったところだった。
慌ててカスタマーサービスに飛び込み1時間後の飛行機が予約でき一安心してそのゲートに行くと何と数分で3時間半のDelayに!
また、慌ててカスタマーサービスに行き次のシャトル(2時間後)の予約を入れる。
悪いことは重なるものでハリスバーグで荷物が13ポンドオーバーと言われ、追加料金を支払うか隣で荷物を減らすかしろと言われチョコレートすべてとカメラ合わせて13ポンドを手荷物にしてやっと50ポンド以下で追加料金を払わないですんだ。
所が今回のトランジットのトラブルで重たい荷物を1人で抱えてゲートを何度も移動したりとても大変だった。
出発前に最初からスケジュールが無理かなと会社の担当に注意したのだけど妥協したのが敗因だとつくづく思った。
ビジネスで来ているのでアポに絶対遅れないようにしないといけませんと言いながらこの醜態はいけません。
小さな飛行機はよく変更やキャンセルされるので朝1番に乗って余裕を持たせないといけません。(特にシャトル便は1回遅れると次々遅れます)
日本の国はインフラがしっかりしているので日本人はどうも油断してしまう。
(夕方のソフト会社のCOOとの食事に間に合うか危ないところですが、日本への帰りの飛行機もシカゴのトランジットが50分程しかないので急に心配になって来た)
キャンセル待ちに乗れないと又、慌てて別のゲートまで急がないといけないし、荷物がラガーディアでどうなってるかもとても心配でした。
今日はたまたまカメラをハンドキャリーしているので安心ですが、NYに着いてから又、レポートいたします。

何とか2時半の飛行機に乗ることが出来安心したせいか離陸から着陸まで爆睡しました。
気がついたらラガーディアにランディングしてました。
バゲッジクライムまで長いこと長い事。
ようやくたどり着いてふっと見たら、自分のバックが目の前。
久しぶりにほっとすると同時に嬉しくなってしまいました。
慌ててタクシーに乗り、マンハッタンのホテルに向ったのですが、ハロウィンの金曜日とあってもの凄く道が混んでいました。
驚く程飛ばす運転手でしたがホテルのコーナーでしっかり停めてくれました。
ホテルに入ると2Fのフロントまでエスカレーターが故障していて重い荷物を抱えて(時間が無いのでベルボーイに渡さなかったのです)やっとチェックイン。
部屋に入ったのが6時でした。
食事会は7時にセットしてもらったのでどうにか間に合いましたが、目的地まで40分程歩いて(タクシーは拾えないし、バスに乗る為にはトークンを買わないといけない)行きました。
街の中にはハロウィンの仮装をした様々な人々で溢れていました。
本当に疲労困憊で昼飯も食べて無かった為お腹がグウグウ鳴ってました。
68丁目のブロードの代理人の自宅まで歩いて行って2組のご夫婦と一緒に7時から伊東園のアンテナショップの「KAI」で食事会が始まりました。
この店は今回で2度目なのですが最近ジョンレノンの奥様の「小野洋子」さんも良く来られるようです。
11時半まで本当に楽しくも有り、バイタリティ溢れるご夫婦を見てとても楽しい時間を過ごすことができました。

   

外はとても寒く、タクシーを拾い疲れた身体をやっとホテルのお風呂で暖めてゆっくり休むことが出来ました。

<続く>



チョコレートは重かった-Ⅰ
 2008年11月05日

2008年最後の米国出張に10/28(火)から11/4(火)までペンシルバニア州のハーシー市とNYに出張して来ました。
ハーシー市はキスチョコで有名なハーシーの本社がある所ですが、一番近いNYからも飛行機が少なく、NJ(ニュージャージー)から車で3時間ぐらいなのでNYの空港まで来て車で来る人も多いようです。
空港もハリスバーグしか無く本当に田舎町でした。
フィリーズで有名となったフィラデルフィアへも車で3時間程かかります。
多分最初で最後の訪問となると思いますが、ECM(新しいパッケージソフト)のユーザ会が有るので来て見ました。
東部地区だけのユーザフォーラムでしたが、ハーシーが2年連続場所を貸していて、その製品のユーザ事例も発表しておりました。
前日の夕食会は20数名でしたが、その日がアメリカ大リーグの決勝戦となった為、試合の始まる8:30頃で早々に食事を終了し、バーのテレビに釘づけの人ばかりでした。
中にはタンパから来たベライゾンのサーバー担当者のようにレイズの帽子をわざわざ被っている人もいましたが場所柄ほとんどの人がフィリーズを応援しておりました。
野球以外のテレビはアメリカの大統領戦の行われる来週のスーパーチューズディに向けてオバマとマケインの話題で沸騰しておりました。
(野球が8時30分スタートになったのもオバマの演説が有るから変わったのだそうです)


夕食会


それにしても田口は運の強い人でこれで2回目の世界一になったことになります。(セントルイス・カージナルスに続いてですが、2年前にセントルイスにも行っており大リーグにつくづく縁が有ると思いました)
話を戻すと、このECMユーザ会は翌日70~80人が集まって活発な発表が有りました。

ECMユーザ会

場所が不便なので集まった人たちはかなり苦労して来ているようでした。
日本から参加したのですが、ワシントンの乗り継ぎでトラブルが有り、うまくなかったせいか日本から18時間程かかりました。
こちらのFlightは時間に正確では無いのですが天候が悪かったり故障が起こるとDelayだけで無くいきなりキャンセルとなる為大切なアポイントの時は余裕のある日程にすべきです。

すでに五大湖では雪が降っており、ハーシー市も朝30°F(-1℃)昼中も40°F(4℃)とすでに冬が始まってましたが、いつになく冬が早いとホテルの人が言ってました。
経済も100年に一度と言うのか経験の無い金融大恐慌となっているようです。
しかし、このベンチャーの社長は会社がとても安全経営でユーザ評価

が高いので堅実な経営をしていると言っていました。

多くの会社で新規採用されて一見とても良いように見えるが会社全体に展開するのに予算の関係でなかなか思うように行かないようでサーバー担当者達も困っているようでした。
(最も今年は売上の7割が既存のユーザーの増設だそうです)

ハーシーの売店で持ちきれない程たくさんのチョコレートを買いましたが、それでも$40程でその安さにびっくりです。(セミナーや運用会に良いお土産ができたと思ったのですが)
頑張ってテーブルの上の無料のチョコレートを10個ほどつまみましたがそれが限界でした。

   

ところでECMユーザ会の前日ハーシーから1時間程で行ける「ゲティスバーグ」の記念館へ行ってきました。

   


御存知の方も多いと思いますがアメリカの南北戦争の最終激戦地となり当時の全国民の2%が亡くなったのだそうです。
「人民による・・・」から始まるリンカーンの独立勝利宣言は有名ですが「Liberty」の為の戦争として国民から強い共感を得ているようでした。
(南と北に対するコメントがとても冷静なので驚きました。北が良い南が悪いなんて一言もなかった。)
歴史映画の中で公民権運動で暗殺された有名なキング牧師も出ており、来年にはきっとバラク・オバマも登場するのでは無いかと思うのでした。
アメリカ社会の人種問題の重さを垣間見ました。

平日なのでと思っていたら駐車場には溢れるばかりの車で特に年配の人が多く来ており、戦場を2時間かけて回るバスツアーが人気のようでしたが、車で少し回り帰ってきました。

昨日失敗して午後9時過ぎに眠ってしまい、やはり3時頃スイッチが入ったように眼が覚めてしまいこのレポートを書いています。
今日はNYに行くのですが45分程で飛行機でいけるところをワシントン経由で4時間かけて行きます。
ハーシーのホテルはヒルトン系のHAMPTON INNですがヒルトンの会員に対するサービスが有り、何と2LDK程の大きい部屋でノンビリしてます。(チョコレートや水のサービスも有りました)
もう4時過ぎですが、今から荷物の整理をして今夜NYでソフト会社のCOOと食事する事になってます。
お菓子の国のようなハーシーの町のメイン道路で有るチョコレートロードを走りながら後にすることになります。

<続く>


5/28(水)~6/6(金)まで
ロスとサンフランシスコに出張してきました。Ⅱ
 2008年06月13日

久しぶりにロスで友人(20年来の)に会い、とても助けてもらいました。
アメリカもここ2年程で様々なことが大きく変化しているようで、特に都市部では日本人の為のサービスやお店が無くなって来ているようでした。
日本ブームがそれだけ定着してきたということかも知れませんが、姫野にとっては、あまり食べに行きたくないお店ばかりになっているような気がします。
数年前までは、日本の居酒屋や小料理店より、アメリカの方が、量もありお酒も安かったのですが、今は量も少なく、お酒は高い店ばかりのような気がします。
それだけ、良い食材が手に入り難くなったのと、客層のメインが日本人からアメリカ人になったと言うことだと思います。
サンフランシスコ・ヒルトンの近くに有る「やき鳥」屋に1人で行ったのですが、お客に日本人はもちろんお店の従業員にも日本人はいませんでした。
「やき鳥」と「天ぷら」を食べたのですが、2年程前の店と同じとはとても思えませんでした。

野球も日本食ブームのように日本人選手は定着しつつあるようですが、故障者が続出し、日本人の体力では、アメリカの気候風土と移動に耐えられないのではとの話も出てきているようです。
こちらだけは何とか踏ん張って日本人ブームを定着させて欲しい物です。

アメリカの飛行機は遅れるのが普通のようで、友人から言うとSouthwestぐらいが定刻に飛んでいると言ってました。
そして友人に会った後数々のアメリカンタイムに遭遇することになりました。
ロスのホテルからロスエアポートまでホテルバスを利用した。
タクシーだと5分程で着く所を45分以上かけてやっと空港に着いたのですが、ロスのUNITEDのカウンターはエコノミーとビジネスクラスが300mほど離れていて重たい荷物を引きずって移動してやっとカウンターに着いたら、少し飛行機が遅れているかもと言ったのでいやな予感がした。
前の便にも間に合いそうだったけど結局それが悪運の始まりで、2時間遅れとなった。 特にその日は移動日としていたので問題は無かったけど、やはり安全を見て朝一番の飛行機に乗るべきと改めて思った。

サンフランシスコのダウンタウンヒルトンに1泊して次の日サンタクララ(サンノゼ)のマリオットに移動した。タクシーで行くつもりだったが、往復取られると言われて、訪問する会社にリムジンをお願いすることにした。
少し高いがネゴしなくていいし、安全だと思い帰りも同じくリムジン会社にお願いしたのだが、次の日の朝、ホテルを8時半出発なのに15分過ぎても車が来なかった。
タクシーも無く、ホテルのベルボーイに$5わたして電話を借りリムジンの会社に問い合わせると「予約されてません」と言われ、頭にきてキャンセルした。
飛行機の出発まで2時間しか無いので、ベルボーイに何とかTAXIを呼んでくれと言うと幾つか電話をしてくれてリムジンが10分程して来ました。その時間のとにかく長い事。ベルボーイに空港まで多分1時間程見といた方がいいと言われ、運転手に早く行ってくれと何度も言ったのだが、どこ吹く風のインド人で、前の車とどんどん離れて行くし、だんだん混んで来た。
あまり言って機嫌を損ねてもまずいと思い「英語上手いね」なんて少しゴマをする。
まだアメリカに来て2年で、妻がしょっちゅう電話して申し訳無いと言った「何語なの」と訊くと「ヒンディラ」と言う。
英語はインドの義務教育の中で習っただけだと言う。
たいしたもんだと思う。
料金はサンタクララのベルボーイがいる所で確認して$90と言ったのでチップを含んでと言うと「おまかせ」と言うので、最初予定のリムジンが「$100」だったので$100ドルを$20紙幣の新品で払ったら驚いていた。
思いのほか早く着いて1時間前にはなんとか間に合い1日ロスしなくて良かった。

今回の出張は、初めて、体重が増えていなかったので驚いた。
(いつもは2~3kg増)
次回から残念ながら携帯を持たないといけないとつくづく思った出張でした。
いつ来ても何か思い出に残る出張ですが、今回も楽しい事がいっぱい有りました。

だんだん過去と現在を比較する事が多くなり、やはりその分だけ年を取ったなあと変な所で感心してます。
突然ですが、次回は是非ロスで乗馬の教育を受けて見たい思います。

おわり

5/28(水)~6/6(金)まで
ロスとサンフランシスコに出張してきました。Ⅰ
 2008年06月06日

恒例になっているVanguard社(IBM z/OSのセキュリティで世界№1)主催の今年で22回目となるSecurity EXPOに参加してきました。
IBM z/OSを中心とした唯一のセキュリティ研究会で4日間様々なセッションが有り、世界から毎年200~300社のユーザが集まるのでとても楽しみにしています。
日本からも今まで何社か参加され、今年も何社かお見えになることになっています。
この会の前週に行われる代理店会議では世界の代理店(ブロードのような)が多い時は20社程集まるので、各国の事情やビジネスの展開などで意見交換するのも大きな楽しみです。
ホスト系のせいかあまり代理店が変わらないのも良いのかもしれません。
でも最近は、PCに自分の家族の写真や孫の写真や声まで入れていて皆でニタニタしている事も有ります。
2日間の代理店会議が終ると「又来年会いましょう」と言って別れて行くのが常となってます。
又、Vanguard社のオーナー社長が日本に対して個人的にも思い入れが有るようで、日本的な感情をかなり理解してくれていてとても居心地が良いのも確かです。
今後もホストのセキュリティ強化は緩やかに進行して行くものと思います。(ブロード的展開のようです。)
IBMがこの会社と提携して世界に販売する予定だったのに1年程前に突然、別の会社を買収したのですが、世界的にはあまり影響していないようです。(日本も同じですが)地道な努力が必要な世界は実績と本質が問われる訳で売上だけを考えるような会社ではパッケージでソフトのトリプルウインは成り立たないと思われます。
そう言えば7年程前にこの会社の社長に初めて会った時トリプルウイン(メーカー、販売会社、ユーザ3社がメリットを共有)で話しが盛り上がって契約出来た事を懐かしく思い出しました。
そんな意味でも姫野個人としては思い出深く、今後とも長い付き合いをしたいと思う会社の1つです。

今日は6/1(日)の朝3時に目が覚めてしまい、思い切って起きてこのレポートを書いています。(どうもゴルフの日は朝早く目が覚めて困ります)
7時にはホテルを出て友人が予約してくれたLos Verdes Golf Course の太平洋を見渡す素晴しい眺めを満喫してくる予定です。
明日から3社程回って日本に帰る予定ですが、今回は初めてと言って良いくらい体調が悪くて参りました。
日本の成田を出る直前まで鼻風邪で薬を飲まないと、汚い話ですが鼻水がまるで水のしずくのように落ちてくるのでした。
いつもの薬を飲むとすぐ良くなるのですが、眠たくなるのと気持ちが集中しないので参ってしまいました。
又、こちらのホテルは冷房をガンガンかけるのがサービスと思っているようで、かなり厚着なのに寒くて頭も痛くなり参ってしまいました。でもこちらの人はほとんどが半袖なのにも驚きます。
いつも体調だけには自信が有ったのですが今回ばかりはかなり落ち込みました。
身体の弱い(体調や時差)人の気持ちが少しわかった(今頃わかっても遅いのですが)出張でした。

ロス・エアポート・ヒルトン 6/1 朝5時

 
久しぶりの海外出張
 2008年04月30日

昨年の6月以来久しぶりに米国のロスとデンバーに4泊5日で出張して来ました。
ロスは日中90°F(32℃)夜は55°F(14℃)の温度差が有りました。
又、もの凄く乾燥していて洗髪しても頭を軽く拭くだけでまったくドライヤーは必要有りませんでした。
日陰は長袖の上にジャケットを着て調度良いのですが、夜は皮のジャンパーの人も多くロスはさすがに砂漠の中に作られた街だなあと改めて感心しました。
最初の夕食は前回にも行ったサンタモニカのオーシャン・アベニューシーフードへ行きました。
隣が有名なジョージアホテルです。(日本の芸能人ご用達で有名な)
2日目は久しぶりにレドンド・ビーチに行き、新しくなったキンケード・ベイハウスでシーフードを食べた。
両方とも予約無しで行ったお店だったのですが、日本人としてまあまあの味でした。
レドンド・ビーチは10年以上前に行ったきりで、久しぶりに行ったのですが、とても前と同じ場所とは思えない程開発されており、先端の桟橋ではたくさんの人がアジやサバをたくさん釣っておりました。
夕日は両日とも見事でしたが、太平洋からの風は日が陰るととても寒く強く、こんな時にお酒が飲めたらなあと時々思いました。
老骨に堪える寒さでした。

今回の到着日はゴルフのマスターズが有り、最終日のイメルマンのプレーを生放送でホテルでゆっくり見ることが出来た。それにしてもタイガーウッズの最後の18番のバーディーにとても感激した。(勝負がほとんど決まっていたにもかかわらず)結局それがきいて2位となった。
又、サンタモニカのレストランではレッドソックスの松坂とNYヤンキーズの松井のプレーもゆっくりテレビ観戦できた。
1日こんなにスポーツを楽しめるなんて珍しく憑きがあると我ながら楽しくなった。
翌日サンタバーバラの会社で1日缶詰めとなりましたが、大きな問題も無く無事終了しました。
3日目は初めてコロラドのデンバーへ向いました。 とにかく広く何も無いHugeと言う言葉がそのまま当てはまりそうな、とにかく巨大な空港 でした。
高地の広大な盆地のようで1日中もの凄い風で、何もかも吹き飛ばされてしまいそうだった。
空港で驚いたのは良く見る回転して荷物が出て来る装置の中にスキーだけを立てかけて出てくる物があった。
まるで何十体の死体が出てくるような気がしてとても異常な印象を受けた。
ようやくホテルに着いて車のドアをあけた瞬間ドアに挟んであった資料が吹き飛んで、しかもあっという間に見え無くなってしまった。
あまりに広く見渡しても目標物が無く、初めの内は方向感覚を掴むのに苦労した。
道幅もとても広く思わず逆走しそうな所が多々有った。

話は変わりますが、アメリカのバブルがはじけて最初に影響が出たのは外食産業だそうで、特にNYのお店は今年の2月頃からまったく駄目になったそうです。
西海岸はまだそれ程影響が出て無いと言うことですが、何人かのアメリカ人は今までのアメリカは物が安すぎたんだとの感想を持っているようでした。
又、今回は「日本に学べ」と言う人もいました。
確実に世界同時金融不況が巡行しているのは間違いないと思う所ですが、アメリカの新大統領が決まるまで今の状態が続くと思われました。
でも、これをチャンスとして逆に世に出て来る人や会社も多いと思われます。
そんな意味では真に個人の実力が問われる時代を迎えつつあるとも言えると思います。

今回、デンバーから80miles程のコロラドスプリングスの会社を訪問するのが目的だったのですが、CEOやCOOを始め名刺が無くなるくらいの多くの人に会い、又1日缶詰めとなりましたが昼食事にネイティブインディアンの聖地(Place of Gods)の中の「神の壁」The God Wallを案内してくれました。

夕方から雪という天気予報通り4時頃から雪がチラチラして来て早く帰れと言うので慌てて車で帰ったが、途中からもの凄い吹雪で10m先も見えない時も有った。
気温も32°F(0℃)に下がり、ひょっとして遭難したらと思ったりもしましたがデンバーの近くになって小降りとなり無事ホテルに帰ることが出来ました。
そんな思い出深い出張となりましたが、新しい会社との新しいスタートに相応しい思い出の残る1日でした。

オワリ 

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