2018.05.08
「東京コンピュータ運用を考える会」30周年を想う
ブロードは今年の3月3日で31年目を迎えましたが、ブロードがITの運用の世界で生き延びるきっかけとなった「東京コンピュータ運用を考える会」が今年5月で丸30周年となります。
ブロードが、大型ホストコンピュータ全盛の時代に当時の川鉄システム開発(現:川鉄情報システム)さんと協同でホストの処理時間を大幅に減らす事ができるパッケージソフトを日本で発売することになり、ホテル オオクラで製品の開発責任者をお呼びして発表会を開きました。
300人程参加され、かなり好評だったのですが、まだまだ運用は開発部門の後処理的な位置付けで、人海戦術的なところが多かったのです。
そんな中、川鉄システム開発の当時の増田常務から「こんなに多くの人が集まられるのなら、メーカ主導型でない、ユーザ中心のクラブ的な『運用を考える会』を作りませんか」とアドバイス頂いた。
そんなクラブ的な事ができるかどうか自信もなく、また、ブロードもできたばかりで大丈夫かなとの心配もあり、いくつかの会社さんと先ず半年ほど準備会をやりましょうとお誘いしたら、なんと20社程参加意思を頂くことができた。
年間12万円の参加費で8月と3月を除き、年10回会員各社さんを回り、2コマ勉強会を行い、5時以降は食堂でビアパーティを開くことでスタートすることになった。(8月・3月はゴルフ会)
単なる勉強だけでは幅広い運用に関するノウハウがわかりにくく、また人や組織にノウハウが付随していることが多く、会員の人々と深く知り合う(オイ、オマエの関係)のが一番よい解決策と思われたのです。
頭初は各社のセンターや設備の見学から始まり、バッチJOBの改善、オンライン処理の改善、ホストとオープン系の関連、ネットワークの処理、人の教育、セキュリティ等次々をテーマは変わってきましたが、10周年(浜名湖)、20周年(熱海)の旅行を経て、30年も続く事になったのです。
30周年は東北復興の願いも込めてスパリゾートハワイアンズ(旧:常磐ハワイアンセンター)に行くことになりました。
(ホームページで参照ください)
10周年(浜名湖)
20周年(熱海)
気が付くと30年でしたがブロードの扱う製品は運用会からのアイディアから頂いたものがほとんどでした。
実際にアメリカの製品のベンダーへ一緒に行っていただいた会員さんもたくさんいました。
大手メーカや大手パッケージベンダーがやりたがらない(やりたくない?)ことも多いのです。
現在力を入れているセキュリティのツールも会員からの悩みを聞いた事によります。
実は「大阪コンピュータ運用を考える会」も別にあり、東京に遅れること8年、当時の松下電器の千田さん(旧松下システムソフトの社長)「なぜ東京でできて大阪でできないのか、必要なら俺が代表幹事をやる」の一声で設立し今も続いています。
本当にたくさんの出会いのおかげで姫野やブロードは生かされているのです。
この思いを是非この会が続いている間にお返ししたく考えております。
追) |
久しぶりに5月の連休(29日、30日)に富士山の麓の「篭坂」でゴルフの連チャンをしました。 両日とも富士山が良く見え、八重桜が満開でした。
昨年は運用会の2回の親睦ゴルフにしか行けず、しかもどんどんドライバーの距離が落ちてきて、毎回がっかりしてます。 なんとか打ち方を変えて(ドローに変更)と思ってテストしているのですが、どうしてもストレートになってしまいます。 それでも2日目の後半のハーフは1パットが5回で総パット数14と(自己記録は12)やっと1つの満足を得る事ができました。 あきらめたくないのですが、結論としては、やはり、アプローチとパットを磨いて年寄りゴルフに徹する方が良さそうです。 |