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万難を排して

2007年04月06日


ブロードの20周年の記念として社員全員で日本三大桜の一つで有る山梨の「神代桜」を見て、石和温泉に一泊して来ました。


実相寺の神代桜   神代桜

神代桜   大津山実相寺

縁あって「神代桜」の大津山実相寺の長女が新卒者としてブロードへ入社したのがきっかけでした。内定を出して昨年末に食事会をした時に初めて実相寺の2000年桜のパンフレットを持ってきてくれました。
その時に始めて知ったのですが、その瞬間、今回の会を考えました。
20年と2000年では比較にならないのですが、全ての条件がそろい、「天命」とも思える気分となったのです。
又、今回の予約や企画も彼女が一手に引き受けてくれました。「万難を排して」の社員の参加を望んでいたのですが、残念ながら社員の欠席者2名、途中からの参加や日帰り組も10名程いて、やはり自分の気持ちが伝わらない事に少し苛立ちを覚えるものの、強制する事があまり好きではないので、まあこんなものかといつものいい加減さでごまかしました。

ブロードの社員は扱い商品やユーザニーズの違いによりかなり入れ替わってきておりますが、今はとてもバランスが良くなって来ていて、少々人が変わっても組織でカバーできる人材も育ってきていると思ってます。
言ってみれば「核になる人物」が育って来ているような気がしてます。
特に新人が増えつつあるので、知識やノウハウ・ノウフウの伝承が大切になって来ているのです。
少し前までは、自分が講師となり、木金と泊りがけで合宿をやったりしてましたが、ここしばらくやっていなかったので、自分としてもとても良い経験をしたと思ってます。

特に新人の男性二人は「浴衣の帯の締め方」がなってなくて、宴会時に直してもらったりしていて、とても良かったと思っています。

こう言う会は良く踏み絵のように考え、中味を考えない人が多いのですが、今回86歳の家内の母や82歳の自分の母も「万難を排して」参加してくれて尚さら思い出深いものとなりました。

ホテルの宴会にて

今回の旅行のルートはご存知の方も多いと思いますが「志村けん」がいる大月の「笹一酒造」

笹一酒造

次に桃で有名な一宮町で桃源郷

  一宮町の桃源郷   一宮町の桃源郷

一宮町の桃源郷

を見て「ほうとう」を食べて

ほうとうを食べながら

後630年程続いている実相寺の神代桜を見て住職の講和をいただいてから石和温泉で一泊したのです。

実相寺山門にて

住職の講和を聞く

2日間とも天気に恵まれ、桃の赤い花が予想外に目にスクリーンとして映り、神代桜も満開でこれ程全てのタイミングが良かった旅も珍しいと思います。
何か10年分の春の花と色をいっぺんにもらったような気がします。
皆さんも是非来年は行って見られたらいかがでしょうか?
2000年の桜が今も目に焼きついてます。 本当に満足した旅でした。

今年入社した3人の新人たちも思い思いの「思い出」を人生のスタートとして持ってもらえたら、これ程楽しい事は有りません。

新人にこの旅に「万難を排して」参加して下さいと言ったら三人とも「キョトン」としているので、ひょっとしたらと思って聞いたら「万難を排する」と言う言葉を知らなかったのです。
又、「緑の三和銀行」を知ってるかと聞いたら、3人とも知らなかったのです。
そんな世代ですが、人の心はいつも変わらずと思ってます。 そんな中で中途の社員で「万難を排して」の意味を再度考え直してほしい人がいるような気がしてます。
また、会社が20年を迎えるので「胡蝶蘭」はいりません、是非「仕事」を下さいと言う社員が一人ぐらいいても良いのでは?なんて「ぐち」を忘れさせる旅でした。
20年間の放電が一瞬にして10年間分充電できたような気がして、これから21年目に向けて、良いスタートダッシュとなったと強く思っております。

自分の運は自分で掴まなくてはいけません。やらされている人生ではいつかは破綻するのが目に見えてます。
自分で考え行動して責任を持つのは当たり前なのに、それができる人は本当に一握りです。
そんな一握の中にブロードの社員が入ることが、これから10年の夢かもしれません。
そんなこんなを色々考えさせられる旅でしたが、来年も新人が入ってきたら、新しい企画をして思い出の旅を作ってやりたいと思ってます。

以 上

 

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